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千葉県特別支援教育担当者の「責任」

東京新聞10月4日付け朝刊(27面)に、《障害の女児 刺され死亡 千葉「殺した」母飛び降り自殺》という見出しで、以下の記事が載った。〈三日午前十一時四十分ごろ、千葉市緑区鎌取町、会社員Aさん(38)から「自宅で娘が倒れている」と一一0番があった。千葉南署員が駆けつけると、長女Aちゃん(七つ)が二階寝室の布団の上で首から血を流して倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。そばにはさみが落ちていた。同じころ、約五百メートル離れたマンションの敷地でAさんの妻A子さん(三六)が倒れているのが見つかり、病院に運ばれたが死亡した。飛び降り自殺とみられる。A子さんは同日午前十時半ごろ、自宅で「子どもを殺しちゃった」と話すなど様子がおかしかったため、Aさんが病院に連れて行こうとしたが、行方が分からなくなったという。同署は、A子さんがAちゃんを殺害した後、自殺を図った可能性があるとみて調べている。同署の調べによると、Aちゃんは発達障害と身体障害があり、特別支援学校に通っていた。A子さんは子育てに悩んでいたという〉(本文は実名で報道)。一度に配偶者と長女を亡くしたAさんの「心情」を思うと、茫然自失、かける言葉も見当たらないが、一体全体、当該のAさん一家にかかわった、関係者一同は、どんな思いでこの事件を受けとめているのだろうか。まず、Aちゃんが通っていた特別支援学校の教員、校長、千葉市教育委員会の特別支援教育担当者及び教育長・千葉市長、さらに千葉県教育委員会の特別支援教育担当者及び教育長・千葉県知事、加えて文部科学省特別支援教育担当者、文部科学大臣の「見解」や如何?
 関係者一同は、このような事件を「未然に防止」するために「仕事をしている」はずである。そのために「給与」を頂戴しているはずである。「特別支援教育」とは、このような事件を「根絶」するために展開されなければならないはずなのに・・・。件の記事には、関係者一同のうち、誰ひとりとして登場しない。Aさん、A子さん、Aちゃんを実名で報道するなら、Aちゃんが通っていた特別支援学校の名称、学級担任、校長名も実名で報道、コメントを取材・掲載するくらいの「きめ細かさ」が必要ではないだろうか。
 Aさん、A子さん、Aちゃんが、優勝劣敗の「価値観」に凝り固まった「学校教育」(その土台・根源は弱肉強食の市場原理主義社会)の《被害者》であることは間違いなく、「特別支援」などという言葉が白々しく「先走る」だけで、実情は「狼生きろ豚は死ね」式の競争原理が、千葉県、千葉市の「学校の場」にはびこっていることが証明されたのである。 関係者一同が、今回の事件に関して「ノーコメント」を押し通すなら、まさに「他人の不幸で飯を食っているだけ」と糾弾されてもしかたがない、と私は思う。(2009.10.4)
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