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「障害者水増し」問題・責任のとり方

 連日「障害者水増し」問題が報道され、厚生労働大臣が記者会見で謝罪したそうだが、「謝罪すれば済む」という問題ではない。なぜこのようなことが起きたか、などと今さら考える必要もない。事は単純明快である。要するに、各省庁においては、障害者の存在など「屁とも思っていない」からである。障害者を雇用する「意味」「価値」「理念」を全く理解していないからである。今日の報道では、衆院、さらには全国の裁判所でも「水増し」が行われており、衆院事務局は「障害者雇用促進法に定める障害者雇用の対象範囲の解釈に誤りがあった」と説明したそうである(時事通信社)。わずかに「水増しの難」を免れた所は「警察庁」「金融庁」「内閣法制局」「海上保安庁」「個人情報保護委員会」「原子力規制委員会」であった。その他の省庁は、すべて「障害者雇用の対象範囲の解釈」を誤ったのであり、その責任をとらなければならない。具体的には、省であれば大臣、庁であれば長官を筆頭に、関係者全員はただちに「引責辞任」するべきである。それが、「再発防止」の唯一無二の手段であることを肝銘しなければならない。 
 関係者全員に申し上げる。「あなたたちが頭を下げても問題は解決しない。なぜなら、他ならぬあなたたちが《しでかした》問題なのだから。ただちに辞めなさい。それが頭を下げることなのです。形ばかりで《謝罪》《反省》のポーズをとることは、このへんで終わりにしませんか。未来を担う子どもたちが見ていますよ。恥ずかしくありませんか?」(2018.8.29)




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《「超人」の偉業》

 〈ニーチェはその著『ツァラトゥストラはかく語りき』において、人間関係の軋轢におびえ、生活の保証、平安、快適、安楽という幸福を求める現代の一般大衆を「畜群」と罵った。その上で、永劫回帰の無意味な人生の中で自らの確立した意思でもって行動する「超人」であるべきと説いた。〉(「ウィキペディア百科事典」より引用)
 いうまでもなく、私は「畜群」の一人だが、73年の生涯において、生まれて初めて「超人」の姿を目にできたことを、幸せに思う。
 その「超人」とは(これまた)いうまでもなく、尾畠春夫氏(78歳)である。彼は、山口県で2歳の男児が行方不明になったことを知ると、矢も楯もたまらず、大分県から駆けつけて、翌日に見事、男児を捜し当て救出した。その行動力(体力)、判断力、生活理念(信条)に感嘆の声が上がっており、まさに「国民栄誉賞」に値すると称賛されている。男児救出後、彼は地元警察署長から感謝状を贈られた。その様子を報道したテレビ・アナウンサーが「感謝状には何と書かれていましたか?」と問うと、はにかみながら「漢字が多くて読めません」と応えていた。世間は「一ボランティアの快挙」と評しているが、私は以下の点によって、(今まで経験したことのない)《「超人」の偉業》だと思う。
 ①救出前、「必ず助けてお渡しします」という母親との約束を、しっかり果たしたこと。
 ②2歳児の行動を予測し、短時間で「居場所」を突き止めたこと。
 ③「集団行動」(捜索隊の活動)に先んじて、「単独行動」を開始したこと。
 ④初対面の2歳児と「声」「ことば」による「やりとり」が《すぐに》できたこと(豊かなコミュニケーション能力の持ち主であったこと)。
そして、その極め付きは、
 ⑤「『かけた情けは水に流せ、受けた恩は石に刻め』。人の命は地球より重い」という「信念」の持ち主であり(テレ朝ニュース・8月16日)、ニーチェのいう《人生の中で自らの確立した意思でもって行動する》人物に相当すること。
 彼の行動を、決して「過小評価」してはならない。
(2018.8.18)




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